株式会社紅鮎

取材:滋賀大学 杜暁丹・村田佳菜子    撮影:滋賀大学 佐土和平・東千裕 


インタビューご担当者

氏名:山本享平氏

役職:フロントチーフ

 

 



《会社の概要》

滋賀県長浜市湖北町尾上にある株式会社紅鮎は、旅館業を行っています。昭和63年に創業されました。温泉の源泉があり、尾上温泉として提供しています。各客室には露天風呂を設置し、琵琶湖を一望することができます。また、近江牛や鮎など滋賀の名産を生かした料理を提供しています。

◆たくさんのくつろぎ

《事業上の強み》

 旅館のロケーションと食事のバラエティー、温泉が強みです。旅館は湖岸道路沿いに立地し、各客室また露天風呂、大浴場から琵琶湖を一望することができます。さらに全ての客室の琵琶湖側に大きな窓があるため、どの客室でも開放感のある絶景を楽しむことができます。

 また、食事のバラエティーが豊富です。滋賀県で有名な近江牛の料理を始め、四季折々の料理を楽しむことができます。さらにアユやフナといった琵琶湖特有の淡水魚の料理も味わうことができます。

 そして、尾上温泉を楽しむことができます。旅館に源泉を持っているため株式会社紅鮎に宿泊することで、楽しめる温泉です。さらに足湯や岩盤浴も行っています。


◆会社としての紅鮎

《会社の特徴》

 株式会社であるということと、従業員同士が家族のように仲が良いということが会社の特徴です。そのため、話し合いがスムーズで、意思決定を早く行うことができます。その中で仲の良さから馴れ合いになってしまわないよう、心がけています。
 また、お客様に満足していただけるサービスを提供することに力を入れています。常連さんや口コミを見て来られる方が多いことも特徴です。お客様の満足度の高さは日本最大級の宿・ホテル予約サイトでのクチコミ評点4.7という評価の高さが裏付けています。


◆ありがとうのために

《今後の展望》

 ニーズの多様化や人手不足といった課題の中で、お客様を増やすこと、お客様に満足していただくことを図っています。旅館業の特徴はお客様から直接お金を貰った上で直接お礼を言っていただけることです。このことが働く上でやりがいとなっています。また会社としてルールを守る人を尊重できるようなサービスを心掛けています。

 今後も公平なサービスの中でありがとうの言葉をいただけるよう事業展開を図っています。


◆働きやすさの追求

《会社の特徴》

 他の旅館とは違い、単日労働をすることができます。ほかの旅館では、お客様のお出迎えをしてからお見送りをするまで、というタイムスケジュールで勤務しているところもあります。しかし、株式会社紅鮎では、シフトを午前と午後に分けています。そのため、ライフスタイルに合わせた働き方ができるためパートの方にも働きやすい職場です。


◆紅鮎での働き方

《どのような学生を求めているか》

 「やる気」のある学生を求めています。その中でも体育会に所属しているといった我慢強さ、友達が100人いるといった社交性、海外に行ったことがあるといった好奇心を求めています。業務に携わる上では、業務やお客様に対して、やる気・元気・笑顔が必要です。ルーティンである業務内容が多いので、安定感も重要となります。

《外国人の応募について》

 外国人の応募は大歓迎です。現在、従業員の中に外国人の方はいませんが、外国人の学生は日本人学生よりも日本文化をよく学んでいるイメージがあります。外国人が株式会社紅鮎で働く上で、日本語は必須です。外国人のお客様もいらっしゃいますが、現在は日本人のお客様が多いため、日本語での接客を中心に行うことになります。


《職場の雰囲気》

《取材を通じて感じたこと》


 株式会社紅鮎に実際に伺って、従業員の方が仲良く、楽しそうにお仕事をされている職場であると感じました。旅館内を案内していただいた際、フロントチーフの山本さんと、若い従業員の方が笑顔でお話してされていたことや、帰りに送ってくださった運転手の方が楽しそうにお仕事のお話をしてくださったことが印象的でした。

 一日中外出せず旅館に滞在したくなるような、安心できる空間のある旅館でした。また安心できる空間作りの工夫が感じられました。例えば従業員の方のお客様やお部屋の把握です。旅館内を案内していただいている際、フロントチーフの山本さんはお客様のお名前や滞在日数を把握し、部屋の準備を手伝っておられました。このように従業員の方が多くを把握されているからこそ、安心できる空間が作られると感じました。


◆お客様のため

 「お客様のため」が最大の魅力です。例えば、株式会社紅鮎では外国人のお客様に対して日本語の接客を行います。もちろん、外国人のお客様には最初に日本語で接客してもよいかを尋ねます。また英語のマニュアルもあります。その中で日本語の接客をする理由は、お客様に観光を満喫していただきたいからです。株式会社紅鮎に宿泊される外国人のお客様は観光目的で1泊2日で宿泊される方が多いです。その短い滞在時間の中で旅行先である日本の現地の言葉で接客することにより、日本に来たことを実感していただくことができます。

 外国人のお客様に通じる言語で接客させていただいたほうが、素早く意思疎通はできます。けれど株式会社紅鮎では、「お客様のため」を考えた接客をしています。利便を追い求めるのではなく、様々な視点から「お客様のため」のサービスを提供されることが株式会社紅鮎の最大の魅力であると感じました。

《企業概要》

企業名:株式会社紅鮎

代表者名:山本清蔵

役職:代表取締役社長

住所:滋賀県長浜市湖北町尾上312

TEL:0749-79-1265

HPアドレス:http://www.beniayu.com/

設立:昭和63年

従業員数:40名

年商:2億1000万円

業種:旅館業

事業内容:宿泊・飲食

経営理念:旅館紅鮎で働く私たちは、自らの幸せを通じて、自分自身に、家族自身に、お客様に最高の幸せを提供します。

インターンシップ受入:なし(かつてはあり)

海外留学生の受入:有

 

外国人の就労の有無:無